
MEQRI JOURNAL・ディレクターのLeiが、様々なシーンで活躍するキーパーソンに、MEQRIのアイテムを使ってそれぞれの個性を活かしたスタイリングをしていただく企画「STYLING WITH」。
今回は「ginzamag.com」で記事制作やSNSを担当している、エディターのTomoeさんにご参加いただきました。
Lei:今日は私の学生時代からのお友達でもあるTomoeちゃんです!早速ですが自己紹介をお願いします!
Tomoe:Tomoeです。普段はWebメディアのエディター(編集)をしてます!お友達にフューチャーした連載記事を書いたり、メディアのSNS用に取材して動画も編集したりしてます!
Tomoe:両親が元々編集をやっていて、身近に雑誌や本がたくさんあった影響が大きいかも。文化服装学園に通っていたのもあってファッションが好きなんだけど、服だけじゃなくて映画もドラマも本もずっと好きだから全部に関われる仕事をしたいなと思ってたの。
Lei:そういえば、Thresdsでよく本屋を載せてるよね。
Tomoe:うん。最近はみんな本屋に行かなくなってきているから、小さい本屋を応援する気持ちを込めて、月に1回、5000円分の本を買う企画を自分のThresdsでしてるんだ!
本屋の、ズラーっと並んだ本の中から選ぶところが好きで。何時間でもいれる。デートで彼がちょっと遅れる時、近くの本屋を探してそこで待ってるんだけど、彼も私が大体本屋にいるのをわかってるから直接来てくれる(笑)

Threads @tmesbk24
Tomoe:小説やエッセイが多くて、小説の中でも現実的な話が好き。今読んでいるのは社会学者・岸政彦さんの『はじめての沖縄』。私が高校生の時、基地問題研究の選択授業を受けていたり、なぜか私自身よく沖縄の人と間違われたりすることが多いから(笑)、沖縄のことをもっと知りたいと思って読み始めた!
Tomoe:フェミニンな雰囲気にスポーティーなアイテムを合わせたりするのが好きで、今回はTシャツにナイロンパンツで動きやすいスタイルだけど、スカーフの可愛らしさでバランスをとったスタイリングにしたよ。
Lei:日々のスタイリングにおいて大切にしていることやこだわりは?
Tomoe:基本的に動きやすい服が好きだから、小物で大人っぽいものや可愛らしいものを取り入れるようにしてる!
Lei:たまごっちの「Study Club Tee みみっち」を選んでくれた理由は?
Tomoe:小さい頃にたまごっちでめちゃくちゃ遊んでいて、思い出がたくさんあったのでこのアイテムに決めた!あとはこのドットみみっちのデザインが可愛くて懐かしくて、私たちのたまごっちはこれだよねって思って。
Tomoe:実はたまごっちめっちゃ持ってたの(笑)。通常サイズは3つ持ってたし、でかたまごっちも持ってたから友達が家に通信しにきてた。
当時まだたまごっちを持っていなかった時、めっちゃ欲しかったんだけど人気でどこも売り切れてたの。でも茨城県のおばあちゃん家に行った時に、お店のレジ横に売っていてついにゲットできたんだけど、それが「はねるのトびら」とたまごっちがコラボした「はねるっち」だった(笑)
Lei:当時、小学生だったTomoeはどんな子だった?
Tomoe:友達は多かったと思う。ワイワイした友達もいたし、ちょっと大人しい子とも仲良かった!ワイワイした友達とはたまごっちして遊んだり、大人しめの友達とは本を交互に音読しながら学校から帰ってた。
Lei:友達の幅めっちゃ広いなって今でも思うし、文化服装学園時代も感じてたよ!
Tomoe:みんなのことを知りたいっていう気持ちが強くて、知らないと勿体ないって思うんだよね。
Tomoe:平成の雑誌とか写真集、映画には影響を受けていると思う。特に雑誌「Olive」は昭和から刊行されているけど、2000年あたりの服やモデルの雰囲気だったり、あまりメイクをしていない感じが好き。
Lei:平成ってやっぱりギャルカルチャーは外せないじゃん。Tomoeは見た目こそギャルではないけど、自分の好きなものはしっかり貫きつつも、ちゃんと流行りにも敏感で自分に落とし込んでるのがギャルマインドだと感じる。
Tomoe:確かに。その感じはギャルっぽいかも(笑)。今流行っているものって絶対理由があるから、それを吸収しておきたいんだよね。なんで流行っているかわからないものも、全然自分の好みじゃないものも、知っておきたいと思う。プラス、自分の好きなことはとことん好きでいたい!
Lei:たまごっちを持っていた当時から変わらず好きなことはある?
Tomoe:書くことはずっと好き。手紙を書くのも好きだし、年賀状も毎年書くし、日記は小学5年生からずっと書いてる。
あとは「チョコミミ」のチョコとミミのファッションが超好きで、自分も自由に服を楽しみたいと思ってた。
Lei:そういえば学生の頃、Tomoeから小さい手紙をもらったことがある(笑)! 何気ない内容だったけどすごく嬉しかった。エディターのお仕事やThresdsでの本屋企画もそうだけど、記録したり、何かに残したりすることを大事にしているんだね。
Tomoe:日本のアニメや漫画やゲームのカルチャーをお洒落にファッションに落とし込んでたりしていて、すごくいいなと思う!XGは私達の世代で好きな人が多いと思うから、たまごっちのコラボレーションは「懐かしい!欲しい!」という気持ちをうまくくすぐっているなと思った。あとは小さい頃に慣れ親しんだたまごっちが、またブームを起こしていて時代が回っていることを実感した!
Lei:Tomoeだったら、どうやってたまごっちをファッションに取り入れる?
Tomoe:リュックとかにつけたいと思うけど、もはやでかたまごっちを携帯みたいに使いたい(笑)
Lei:普段Y2Kなアイテムを取り入れることはある?
Tomoe:トップスはチビTでボトムスは大きめみたいな感じで、シルエットで取り入れたりする!あとは、去年のハロウィンで友達のみんなでY2Kの服を着て集まったの。Y2Kといえば『NANA』だなと思って、小松奈々(※『NANA』に登場するキャラクター)が着てそうな服を静岡のリサイクルショップまで行って探したよ(笑)。
Tomoe:
「Esmeralda Serviced Department」はお店の雰囲気やビジュアルも拘っていて、セレクトも素敵だからすごく好き。そこで取り扱ってるような、シンプルだけどシルエットや質がいい服が似合う大人になりたいと思う。この間も「Ernie Palo」のベロアのセットアップを買ったんだけど、それこそ大人な雰囲気のアイテムで気に入ってる。 あとは「TTT MSW」、「OLD FOLK HOUSE」はお友達のブランドだし、お洋服も可愛くてよく着てる。
Tomoe:最近だと映画館で再上映してた「青い春」を見て、松田龍平さんの髪型が可愛くて、自分もやりたいと思ってる。
あと最近「SEX AND THE CITY」を見てて、登場人物のミランダの服装がめっちゃツボ。ボーイッシュだけどエレガントで見ながら参考にしてる。
Tomoe:SNSを見てると自分の好きな情報しか流れてこないことが多いじゃん。本屋とかレンタルビデオ屋とかお店に行くと、自分の好きな世界の先があってもっと世界は広いなって思うの。1つ知ると芋づる式に色んなことに繋がっていくのが面白い!
映画を見たらその映画について調べたくなるし、そこからどんどん派生して色んなことを知る。テレビディレクター・大森時生さんの作るテレビが好きで、どういう物を見て育ったのか気になって、この間もトークショーに行ってきたんだけど、どうやってその人の今があるかが少し垣間見れたりして面白かった。
Lei:そういう知識の深め方もあるんだね。Tomoeの探究心は本当に深くて面白い!今日はありがとう!
Tomoe
Instagram @tmesbk24
1998年東京都生まれ。文化服装学院を卒業後、編集アシスタントに。「ginzamag.com」で記事制作やSNSを担当。
Lei
Instagram @leipooon
1997年、兵庫県出身。MEQRI JOURNAL ディレクター。13歳からタレントとして活動後、2022年に自身のブランド『Margarines』をスタートしデザインやディレクション全てを行う。同年、クリエイティブスタジオ『studiolab404.com』の立ち上げと共にメンバーとして加入。
着用アイテム
たまごっち Study Club Tee みみっち
着用者身長: 165cm
着用サイズ: M
©BANDAI
着用アイテム
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